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悪性リンパ腫・(非)ホジキンリンパ腫とは?<看護師国家試験>

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集中治療室で10年以上働き、ブログを起点に様々な情報を発信しています。臨床や投資、お金の知識を基に、専門書やガイドラインなどでリサーチをしてから執筆中!Web関連、看護、お金、職場環境の情報などを発信しています。

・ホジキンリンパ腫って?

・白血病と違うの?

今回は、こんな声に応えていきます。

この記事は看護学生・新卒看護師は勿論、未経験領域に臨む臨床看護師にも通ずる基礎内容ですので参考にどうぞ!筆者の経験以外に専門書やガイドラインなどでデータや事実を確認してから執筆しています。

国家試験範囲ですので、学科試験内容にも含まれます。国家試験合格率は全国平均で90%程度です。単位を落とすと学費が余計に掛かってしまいます。

この記事は国家試験範囲(+α)程度の内容に絞って、突っ込んだ内容はなるべく別記事でしています。是非参考にして「単位取得」「合格」に役立ててくださいね。

本記事の内容について

  • リンパ系腫瘍について
  • Hodgkinリンパ腫と非Hodgkinリンパ腫について

Hodgkinホジキンリンパ腫・非Hodgkinホジキンリンパ腫について

リンパ系腫瘍について

造血器腫瘍は複雑で分かり難く、色々な分類・病態で分かれています。よく耳にする以下の二点の違いは次の通りです。

  • リンパ性白血病:骨髄・末梢血に白血病細胞を認めます。
  • 悪性リンパ腫:リンパ節などで増殖することで腫瘤を形成します。また、トーマス・ホジキンが発見したHodgkinリンパ腫と非Hodgkinリンパ腫に分かれます。

>Hodgkinリンパ腫(HL)

HL(Hodgkin's Lymphoma)は比較的予後が良好で、Hodgkin細胞・Reed Sternbergリードスタンバーグ細胞などと言った特徴的な細胞を認める腫瘍です。頸部などのリンパ節腫脹やB症状と呼ばれる発熱・寝汗・体重減少などを呈します。寝汗は着替えなどを要す量で、「盗汗とうかん」とも言われます。日本では比較的症例は少なく、治療は化学療法・放射線療法などを行います。

治療方針を決める際に、病期分類としてAnn Arbor(アン・アーバー)分類を用います。

  • Ⅰ期:リンパ節腫脹が1ヶ所に限局する
  • Ⅱ期:横隔膜を境にして片側にリンパ節腫脹が2箇所以上認める
  • Ⅲ期:横隔膜を境にして両側にリンパ節腫脹が2箇所以上認める
  • Ⅳ期:リンパ節以外に瀰漫びまん性に浸潤している

*その他B症状の有無なども指標になります。NHLでも用いられます。

Ann Arbor(アン・アーバー)分類

AnnArbor分類

>非Hodgkinリンパ腫(NHL)

NHL(Non Hodgkin's Lymphoma)はリンパ系腫瘍の9割以上を占めるとされます。例えば、以下の疾患などが挙げられます。

  • 慢性リンパ性白血病(CLL:Chronic Lymphocytic Leukemia)
  • 急性リンパ性白血病(ALL:Acute Lymphocytic Leukemia)
  • 成人T細胞白血病・リンパ腫(ATLL:Adult T-cell Leukemia Lymphoma)

多くのリンパ系腫瘍は非Hodgkinリンパ腫に含まれるので、多彩な病型・治療が存在します。一般的に分子標的薬のリツキシマブを筆頭に、R-CHOP療法(多剤併用化学療法)や放射線療法などが行われます。

分子標的薬とは

特定の蛋白質などの分子をターゲットにする薬剤で、比較的健常な細胞を傷害し難い設計になっています。

予後

国際予後指標(IPI:International Prognostic Index)などが用いられています。項目の該当数が多いほど予後不良となります。

  1. 年齢>60歳
  2. 血清LDL>正常値
  3. 病期≧Ⅲ期
  4. 節外病変≧2箇所
  5. Performance Status(PS)≧2

PS

PSは褥瘡の評価などでも用いられる指標で、以下の通りです。

  • 0:全く問題無く発症前と同じ日常生活を行える
  • 1:激しい運動は制限されるが、軽作業などは問題無く行える
  • 2:歩行や身の回りのことは行えるが軽作業は行えず、日中の50%以上はベッドから離れている
  • 3:限られた身の回りのことを行え、日中の50%以上はベッド・椅子で過ごす
  • 4:全く動けず介助を要し、完全にベッド・椅子で過ごす

今回は「悪性リンパ腫」について解説しました。

まとめ

  • HLは日本では少なく予後は良好です
  • HLの特徴は、細胞・頸部腫瘤・B症状(発熱・盗汗・体重減少)などです
  • 悪性リンパ腫はAnn Arbor分類などで治療方針を決めます
  • NHLは多彩な疾患が含まれ、病態・治療も様々です
  • リツキシマブは分子標的薬の一種で、B細胞に働き掛けます
今回は以上になります。参考になれば幸いです。

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