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逆流性食道炎の原因・症状・治療(薬)・食事に関して<看護師国家試験>

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集中治療室で10年以上働き、ブログを起点に様々な情報を発信しています。臨床や投資、お金の知識を基に、専門書やガイドラインなどでリサーチをしてから執筆中!Web関連、看護、お金、職場環境の情報などを発信しています。

・逆流性食道炎って?

・何に注意すれば良いかな?

・原因や治療などが知りたい!

今回は、こんな声に応えていきます。

国家試験の合格率は全国平均で90%程度です。また、単位を落とすと学費が余計に掛かって避けたいところです。国家試験範囲と言うことは学科試験内容にも含まれます。

この記事は国家試験範囲(+α)程度の内容に絞って、突っ込んだ内容はなるべく別記事でしています。是非参考にして「合格」に役立ててくださいね。

この記事は、筆者の経験以外に専門書やガイドラインなどでデータや事実を確認してから執筆しています。

経験談

私は授業で寝ていることも多かったですが、実習が始まると予習・復習は行っていました。そんな勉強法で、国家試験前に実習範囲外の部分と過去問などを学習する程度で時間にも余裕が出来ました。

実習での学習は非常に効率的なので、かなりオススメします。インプットだけだと、いまいち記憶に残りません。

本記事の内容について

・逆流性食道炎について

・胃食道逆流症とは

・症状や治療などについて

逆流性食道炎は胃食道逆流症の1種です

その名の通り、胃内容物が食道に逆流してしまいます。胃食道逆流症(GERD:Gastro Esophageal Reflux Disease)「ガード」に含まれます。ピロリ菌に感染していると、胃酸のpH・萎縮などに関与して有病率は下がると報告されています。

GERDは大別して以下の2種類です。

GERDとは

糜爛びらん性胃食道逆流症(NERD:Non Erosive Reflux Disease)「ナード」:食道に粘膜障害無し

逆流性食道炎(糜爛性胃食道逆流症):食道に粘膜障害有り

前回の「アカラシア」で解説したLESが重要になるので、復習しましょう!

LESとは

下部食道括約筋(LES:Lower Esophageal Sphincter)のことで、食物が通過する際に弛緩することで胃に流れていきます。食物が通過しない時は収縮し、胃からの逆流を防ぎます。

アカラシアでは、LESの収縮(圧力上昇)により通過障害を起こしていました。逆にGERDでは、LESの弛緩(圧力低下)により容易に逆流してしまいます。

>原因

・肥満

>腹圧が上がることで逆流し易くなります。

・加齢

・食道裂孔ヘルニア

>胃が食道裂孔(横隔膜)の上に乗り上げ、逆流を防ぎ難くなります。

・蠕動運動低下

・胃酸分泌増加

など

逆流性食道炎の病態について

>検査・症状・治療

検査

・内視鏡検査:粘膜の状態を観察します。所見を認めなかった場合は鼻から電極を挿入して食道に設置し、24時間pHモニタリングを行います。

・食道内圧測定:LESの圧力を測定します。

症状

典型的な症状としては、酸性の胃液が口腔に逆流すると酸っぱくなったり、食道に影響すると胸焼けを感じたり糜爛が生じます。人によって胸痛や咳嗽なども生じます。

逆流性食道炎の症状について

治療

・薬物療法:PPI・H2受容体拮抗薬・粘膜保護薬・消化管運動促進薬など

>PPI(Proton Pump Inhibitor:プロトンポンプ阻害薬)は第一選択薬です。オメプラゾール、ランソプラゾールなどのH2受容体拮抗薬より強い胃酸抑制作用を持つ薬です。胃潰瘍、ピロリ菌の除菌、逆流性食道炎などで使用します。胃酸を作る壁細胞の最終段階になるプロトンポンプを阻害します。

PPIについて

・生活指導:以下の項目の改善を行います。

>逆流:食後横になる・就寝前に食事をするなど

>胃内圧上昇:肥満・早食・服装など

>消化不良:脂肪・過食など

>胃酸分泌亢進:飲酒・喫煙・コーヒーなど

>常用薬:Ca拮抗薬・亜硝酸薬など(前回記事「治療」参照のこと)

>侵襲的治療

難治性の場合は検討します。

内視鏡・手術

・腹腔鏡下噴門形成術(Nissen法)

・内視鏡的治療

など

今回は「逆流性食道炎」について解説しました。

まとめ

・逆流性食道炎は「GERD」の括りの中の1つ

・食道裂孔ヘルニアなどにより、LESが緩んで胃内容物が逆流する

・肥満は大いに関連しており、その他に生活習慣なども関連してくる

・内視鏡検査で粘膜を観察したり、食道のpHを24時間モニタリングします

・典型的な症状は吞酸どんさん(酸っぱさ)と胸焼けです

・第一選択薬は「PPI」になります

・看護では生活指導などを行おう!

参考文献:胃食道逆流症(GERD)診療ガイドライン2015

今回は以上になります。参考になれば幸いです。

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