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COVID-19
5月25日に緊急事態宣言が解かれて、今月に入って再度増えてきましたね。
出典:各国政府機関など

GoToキャンペーンとは

事業目的・概要の3番目の「流行収束後」って言葉が曖昧ですね。個人的には収束していない気がしますが「感染防止を徹底」せずに、このまま始まるのかな?
地域経済を再活性化したいのは分かりますけどね~。最近また増えてきているし、せめて事業イメージの②と④程度にしといた方が良いような・・・。医療機関を支援しても良い気がしますが。
ある程度の感染拡大を想定して、予測される医療費や病院経営、個々の経済状況なども加味して、それでも経済効果が高ければ、数字として出して国民を納得させれば良い気がしますけど。
社会的証明の原理によると、人間は「不確かさ」が募れば募るほど、「類似性」が高ければ高いほど、周囲の人間に流されてしまいます。
ウェルテル効果が有名ですね!大して影響が無い記事だとは思いますが、一応説明はしません。気になる人は調べてみてください。
ニュースで感染者数が減り、緊急事態宣言も解かれることで安心し、数日~1週間程度で外出が増えてくる。増加してきた時期と合わせても、妥当なところ。これに関しては個々が対策すれば良いと思います。
ただ、中には対策を講じない人が出てきて、「不確かさ」や「類似性」の高い人間も真似をし、クラスターを形成していく。これが社会的証明の原理の怖いところ。「みんなで渡れば怖くない!」ってヤツですね。
そして対策を講じていなくても結局は税金で医療費は補助され、受け入れた病院は場合によっては病床の縮小を余儀無くされ、収入が減り、今問題になっているボーナスカットや退職問題につながる。
対策を講じていた感染者や医療者で感染してしまった人も、「夜遊びだ」などとコロナ差別をされる。差別が無かったとして、仕事は最悪退職、又は休まざるを得ない。
これを防ぐには?後述の①や、安易な解除や安心感を与えない?解除して安心させる前に、ある程度の「感染ブラックリスト」を作って「類似性」のトップを丸め込むことで制御する?
少なくとも「明らかに間違っている場合」や、自分が不確かさ満々の時には「類似性の高い人の行動を真似しないこと」が大事になってくるのかな。
蛇足
BLS(1次救命処置)などで人を指名するのも「確かさ」と「責任感」を与える目的です。
人は集団心理(集合的無知)が働いてしまうと、「ん?」と思っても「みんな気にせず歩いてるし大丈夫か!」と、そこに生死を彷徨っている人が倒れていても素通りしてしまうのです。
仮にキャンペーンを開始するとして
①対策をしない企業や個人には医療費を自費にするなどのペナルティをすべきでは?とも思うけど。勿論、感染源が不明な場合は難しいだろうが。
②空気感染の件は大丈夫なのかな?
③旅行会社の予約って、公共交通機関の利用とか3密などは回避されているのかな?行くにしても自家用車の方が安全だよね。
④地域毎に密集しない様に、人数制限とかしているのかな?
等々、今のところ疑問が多くて困っちゃうので私は使わないかな(*´ω`)
もし利用する方、出掛ける方は感染対策は必ずしましょう。

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