
改正されたの?いつまで?
今回は、こんな声に応えていきます。
子どもが多いと大変ですよね。個人的に貯金は最低限で、なるべく投資に充てて「お金」を育てたいところ。
今回は児童手当をジュニアNISAに充てると、どうなるのかシミュレーションしてみました。
本記事の内容について
・児童手当について
・ジュニアNISAについて
・運用シミュレーション
・メジャーな銘柄について
<Contents>
児童手当について
申請すると中学校卒業まで貰え、満額は198万円(~2歳で54万円、~15歳で144万円【3人目以降216万円】です。年間3回の給付です。所得が多いと減額になります。
*3人目とは、18歳の3月31日までの子どもを含む人数ですので、19歳になる年度の子どもが一人目だと、3人目の子どもは2人目としてカウントされます。
出典:内閣府

使途
予想通り、平成24年度の調査では養育費や生活費などが多いですね。貯蓄・保険料は約8,000円程度でした。


参考リンク:厚生労働省
学費について
上の表に大学の学費は入っていません。私立か公立、専門分野などで全く変わってくると思いますが、一般的に大学も入れるとざっくりと言って1,000万円前後の費用が掛かるようですね。
出典:文部科学省

ジュニアNISAについて
ここで活用したいのがジュニアNISA!2023年12月31日で終了することとなったジュニアNISAですが・・・。
今までは18歳まで払い出し制限を設けていて、「困った時に引き出せない」と言うデメリットが強かったのですが、制度撤廃で風向き変わりました。毎年80万円x5年まで、2020年に始めると2023年度に終わってしまうので、Max320万円(4年分)を投資額として回せます。
非課税期間は買付後5年間です。継続管理勘定に移管(ロールオーバー)すると、20歳までは非課税のまま運用でき、そのままNISA口座にも移せるので、放置気味に運用したい人にはオススメの方法です。
参考URL:金融庁
運用シミュレーション
では実際運用すると幾らに・・・?
【前提条件】
①2023年12月31日までの3年6ヶ月、毎月積み立てる(ジュニアNISA)
②平均年利5%で運用とする
③細かい値段は四捨五入とする
④2024年以降は保有し、20歳手前の時点を15年目とする
⑤手数料などは無視とする(表面利回り)
【設定】毎月手当の1万円(初年度6万円+年間12x3万円)
【元本】42万円 【3.5年後】46万円 【15年目】96万円
【設定】毎月限度額付近の6.5万円(初年度39万円+年間78x3万円)
【元本】273万円 【3.5年後】298万円 【15年目】620万円
表面利回りとは言え、相変わらず複利のパンチ力は凄いですね~。月1万円だったら、貯金や保険に回すよりは現実的に増やせそうですね。勿論、ノーリスクでは無いですが。
相続税対策になる
祖父母などの相続税対策(贈与税基礎控除:年間110万円まで)にもなるので、孫を可愛がってくれている場合は後々返金も考えつつ甘えてみても良いかもですね。
児童手当は全額一気に貰えないので、どこかでNISA用に多少は都合を付けたいです。子どもが多いと尚更!無理は禁物ですけどね。
取り崩しは?4%ルールについて
基本的には預けて増やすのが投資の基本なので、学費などが必要になって計算せずに全額引き出すのはナンセンスです!年に80万円までと決まっているのと、2024年~は継続管理勘定に移管(ロールオーバー)すると新規買付は出来なくなります。
長くなるので詳しい解説は省きますが、アメリカのTrinity Studyでは、投資の年利とインフレ率(去年との物価の差)を引いて4%にすると半永久的に資産が残ると報告されています。
超簡単に言うと・・・
オススメの銘柄
会社は楽天やSBIが人気ですね。会社や個々の性格、スキル、貯蓄額、収支などを加味した運用方法によって変わってくるところなので、攻守のバランスを意識して検討してみましょう。人気なのは【楽天VTI】、【eMAXIS Slim:S&P500】、【eMAXIS Slim:バランス】などですね。

-
-
【複利・資産】お金の貯め方、使い方などに興味を持てる看護師になろう
続きを見る