
今回は、こんな声に応えていきます。健全に「お金」と付き合っていきましょう。
当記事で分かること
- お金に関しての人の行動や心理について
<Contents>
マネースクリプト診断
アメリカの金融心理学者ブラッド・クロンツ博士が説いた研究です。平均年収億越えの資産家を集めてアンケートを行いました。まずは基本的な4つのタイプを説明していきますね。
金銭忌避
金持ちは悪、強欲、ずる賢い、汚いなどとネガティブに考える人
金銭崇拝
お金を自由や幸福などの目的と結び付けて考える人
金銭警戒
貯金大好き!何よりも損失を怖がり、投資なんて怖過ぎると言った考えの人
金銭ステータス
金持ちは偉く貧乏は悪と考え、高級車や高級時計でアピールしたり、貧乏人は黙っとけ!的な人
結論
お金持ちの特性として、どれが多かったかと言うと「金銭崇拝」です。逆に「金銭忌避」は一番稼げなかったと報告されています。
嫌儲バイアス
人間は他人の利益を嫌う性質を持っています。
特に「金銭忌避」タイプが強く持つバイアス(偏見)です。
「ボランティアで介護をしている人」と「営利目的で介護をしている人」では、後者よりも前者に尊敬や信頼が偏る(バイアス)と思います。
人より収入が多いと後ろめたく感じ、他人に追い抜かれると嫉妬するなどの気持ちを持ってしまうと、自分を成長させる機会を損ないます。
「後ろめたく感じている間に更に努力して進む」、「嫉妬する暇が無いくらいに反省、努力して追い越す」と言う考えが大事です。
バランス
何事もそうですが、バランスは大事です。
「金銭崇拝」に寄せていく考えは必要になってきますが、「金銭警戒」の考えを完全に捨ててしまうと「貯金無し」になってしまいます。最低限の貯金(生活費6ヶ月分前後)は確保して、投資やビジネスなどを進めていきましょう。
金銭崇拝は自由や幸福と言った「目的」の思考なので、それだけで「お金持ち」にはなれません。「目的」を設定した次は「手段」ですね。お金の勉強などをコツコツ努力する誠実性や、新しいアイデアで事業などを行える創造力なども必要になってくると言われています。
金銭忌避や金銭ステータスは捨てましょう。
忌避タイプ
忌避タイプはクリティカルシンキングを身に付けましょう。資産家は悪と決め付けるのは短絡的です。多くの人はその過程で血の滲む努力をしています。
参考
Bad
直感的に相手に責任を投げる人は「他人責任型」の思考です。この考えだと、対象が相手になってしまうので自分が成長できません。「金持ち嫌い!会社潰れろ!」、「お前が原因だ」などの依存、責任転嫁を好みます。
Good
客観的に自分の責任を追及する人は「自分責任型」の思考です。「金持ち凄いな・・どう仕事すれば良いんだろ?」、「私が原因かも?ちょっと考えよう・・」などの考えで視点を「自分」にして試行錯誤し、常に成長していけます。
ステータスタイプ
ステータスタイプの人は過度な「浪費」に気を付けましょう。モノで着飾っているので余程の収入が無いと、常に収入は多いのに貯金が無い状態になります。
このタイプは「お金」目当ての人にはとっても好かれます。カモがネギを背負って歩いているので当然狙われますね。お金が無くなった時に、今の関係のまま続くのかを考えてみましょう。

