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Nursing

【ムンテラ】英語?看護師が語る略の意味や語源、ICとの違いについて

2020年7月29日

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集中治療室で10年以上働き、ブログを起点に様々な情報を発信しています。臨床や投資、お金の知識を基に、専門書やガイドラインなどでリサーチをしてから執筆中!Web関連、看護、お金、職場環境の情報などを発信しています。

・ムンテラって何?何語なの?

・どういう意味や略なの?

・IC(インフォームド・コンセント)との違いは?

今回は、こんな声に応えていきます。

当記事で分かること

  • ムンテラとは
  • インフォームド・コンセントとの違いについて   

Mund Therapie

事件が切っ掛けになっているのか、体感ですが年々使用頻度は減っている気がします。

ほとんどカルテでは見ないかなあ・・・。口語ではまだ使ったりするので覚えておくと良いと思います。

何語?

英語では無く、独語(ドイツ語)のMund(口) Therapie(治療)「ムンド・セ(テ)ラピー」を由来にする医療用語(造語)です。日本語では「ムンテラ」と略され、医師からの説明と解釈されています。

ちなみに「アナムネ」は、独語のAnamnese(歴史)「アナムネーゼ」を由来にしており、患者の生活歴や家族歴などを聴取することを言います。これらは介護施設やクリニックなどでも用います。

「ムンテラ入ってきて!」とか言ったりします。私は10年以上前には既に「古い言い方だよ~」と教わっていたので、今の学生は教わるのかな?

口療法と言う様に、「言いくるめる」と言った意味も持ちます。

私は聞いたことが無かったですが、抗生剤の一種(〇〇マイシン)と合わせてムンテラマイシンって言われたりもするそうですね。

メリット

良い意味で言えば、真相を伝えることによる患者への精神的負担を和らげる目的、例えば「余命宣告」の時などですかね。他にも、患者の診療の緊急性が高い場合など。通常は後できちんと説明しますけどね。

デメリット

悪い意味で言えば、大雑把な説明で納得して貰って、こちらの判断で医療を施していく。患者・家族の多くは知識が薄いので、一任する形も一昔前までは普通でした。

しかし、20~30年程度の間に医事関係の起訴が増え始めました。その中には愚かな判例も見られれば、無実の罪を着せられた判例も見られるでしょう。「証拠不十分」などで真実が不明な点や「和解」なども多く一概には言えませんが、患者側が勝訴した判例は2割程度と報告されています。

更に、昨今の通信技術の飛躍的な成長により、一般の人でも多少の知識は備えられるようになったのです。こっそり録音している人も居るでしょうね。今や「かぜ(症候群)」で「抗生物質」を受け取ってしまう人は減ってきているでしょう。

出典:司法統計情報 | 裁判所 - Courts in Japan

訴訟なんて、普通嫌ですよね?金銭は元より、勝とうが負けようが上表に書かれている通り最低でも2年は時間を使ってしまいます。

そして徐々にIC(Informed Consent=説明・同意)の流れに変わっていきます。きちんとメリットとデメリットを説明した上で、患者と家族に同意して頂く。

但しデメリットも出てきます。定期入院など、時間的に猶予が設けられていれば良いのですが、刻一刻と争う現場で分秒を失うことは患者の致命傷となるのです。素人な上に、そこに加えて緊急時の精神的危機を家族が起こすと、尚更理解できません。

超緊急時などは、病院の指針などに沿って動きますが、それでも動き出しは遅れるでしょう。患者・家族への十分な説明が「満足度」として良い結果に表れる一方で、その縛り(説明・同意の煩雑化など)が患者の「予後」を悪くする結果にもなり得るのです。

医師はその狭間で現場での裁量を求められているのでしょう。

中にはモンスターペイシェントやモンスタードクターなども現れるでしょうが、看護師は冷静に状況を見極め、関連記事でも記載した通り家族の橋渡し役になりましょう。自らがモンスターナースにならぬ様に気を付けつつ・・・(笑

今回は以上になります。参考になれば幸いです。

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