
今回は、こんな声に応えていきます。以下のページで周辺機器についてまとめているので、こちらも参考にしてくださいね。
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学生・周辺環境
当記事で分かること
- 筆者の経験談など
- メリット・デメリットについて
- PCとiPadの選び方について
- 学校やそれ以外での具体的な使い道について
- オススメ商品について

<Contents>
PC or iPad
結局は使い手次第です。
PCは確かに価格が上がるほど性能が高いです。ただ、逆に言えば知識や明確な使用用途が無いと勿体無いです。周囲に合わせて闇雲に購入せず、合理的に決めていきましょう。場合によってはタブレットを買うよりPCを買う方が良い場合もあります。

ここで解説するタブレット端末は、主に「iPad」のことです。会社で言うと、Appleですね。その他、WindowsやAndroidなども存在します。

iPadをオススメする一番の理由として、「簡単」に尽きます。
この記事を読んでいる多くの人は、PCに詳しい人は少ないと思います。どちらか迷うと言うことは、機械に精通していない人が多いと汲み取れます。
筆者は看護師ですが、特に女性は機械に弱い人が多いですよね。
第二に、「汎用性」です。「ノート」「料理」「音楽」「ドライブ」「ゲーム」等々、多くの機能をワンタッチでダウンロードできます。

そんな風に思いませんか?
PCは比較的高いですが、iPadは低価格のPCと同じ値段で購入でき、色々な用途に使えます。購入した後を想像してみましょう。レポートが終わったら、埃を被るなんて勿体無いです。
使用用途を考えよう!
学生
頻度が一番高いのはレポートでしょう。レポート(課題)が全てと言っても良いと思います。
社会人
私は看護師だったので、その立場で言うと、仕事(勉強会資料、報告書作成、その他業務など)や発表会資料(学会、地方会、その他出先での発表など)などが主になると思います。
人によっては資格(認定/専門看護師など)や博士号などを取得する際に、学生に戻るのでレポート再び・・・と言った感じ。
次の質問で、自分がどの様に選べば良いのか確認してみましょう!
- 課題や発表以外でもノートパソコンを日頃使いますか? YES:PC NO:端末
- ノートパソコンに精通していますか? YES:PC NO:端末
- 持ち歩く頻度は少ないですか? YES:PC NO:端末
- 値段は高くても気にしませんか? YES:PC NO:端末
- 立ち上がりは遅くても良いですか? YES:PC NO:端末
- 友達とワイワイしたいですか? YES:端末 NO:PC
メリット・デメリット
それぞれのメリット、デメリットを解説していきます。
PC
メリット
- 性能が高ければ、ゲームや動画編集などの動作処理がサクサク
- 画面が大きく、キーボードやマウス操作がタブレットよりスムーズ
- 精通していると色々な機能などを加えられる
- インターフェース(USB・HDMIなど)が豊富に揃っている
- レポート特化にする場合は安価なPCも選択肢に挙がる
デメリット
- 比較的高価、高性能だと10~20万円以上となる
- 高性能を買っても、知識が無いと宝の持ち腐れ
- 安価で安全な物を選ぶと3万円程度と、iPadの最安モデルと同程度になる
- 持ち運びや充電などがタブレットより不便になる
- プライベートや授業などで幅広く使うのが難しめ
- タブレットと比較すると立ち上がりがとっても遅い
- 画面タッチ式のノートパソコンは高額、少なめ
PCの知識が無い人は、安価なPC or iPadが無難!
iPad
メリット
- 機械音痴でもスマートフォンと同じ要領で直感的に使え、初心者向け
- 起動が早く、持ち運びも薄くて楽ちん
- アプリ機能が豊富で、ダウンロードするだけで次の機能を使える
- 仕事では書類スキャン、ノート、画像修正、添付、メール、記事のスクリーンショット、PDF保存、プレゼンテーション、資料作りなど
- 趣味では動画、写真、カーナビ、イラスト、ゲーム、DVD再生(要別売)、デジタルカレンダーなど
- マウス、キーボードを買うとPC風に使える
- 充電はモバイルバッテリーでできる
- 2画面起動でネットで調べながら入力などもできる
- Bluetooth、テザリング、Wi-Fiなどでの印刷や通信などもできる
- iPhoneを使っている人は、同期してどちらでも編集できる
- 文房具のコストが抑えられる

対応されたマウスやキーボードを接続すると使えます。この記事も、一部iPadで書いています。但し以下の様にデメリットも勿論あります。
デメリット
- タイピングやマウス操作の性能はPCに負ける
- その他高性能なPCには動作などで負ける
- 利便性が高い分、衝撃などで画面に損傷を起こし易くなる
iPad Proは別次元です
現在iPad Pro版が発売されています。このiPadは「M1」と呼ばれるチップが用いられています。
このチップはMacと同じ性能で、簡単に言うとPCと近い性能を発揮します。その分高いですが、iPadでPCと近い性能を求めたい場合は視野に入ります。
値段は容量で異なり、10万円弱が最安値で最高値は20万円を超えます。
実際の使用方法について
実際に使っていく場合は、アプリが必須になってきます。アプリは多過ぎて迷うほど存在します。何でも出来てしまうくらいに豊富です。ほとんどは無料で導入できますが、比較的安くて有名なアプリや、実際の使用方法などを紹介しますね。
アプリ
・Good Notes(有料):手書き、添付、データ化など、OnOffで直線や図形も自動修正される鉄板アプリです。かなり便利です。
- Drop Box:PCとiPadのデータをアプリで共有できます。
- Documents by Readdle:iPad内のデータをファイリングできます。
- netprint:コピー機が無い?無線でコンビニで解決!
- Canva:無料でデザインできる。ポスターや資料の表紙にも活躍!
- Office系:Word、Excel、PowerPoint等々 代理のアプリも多数!
- Adobe Scan:資料、参考書などをスキャンするだけでデータ化できる。
学習
授業ノートも、可能なら全てGood Noteなどで書き込むと良いですよ。後々検索機能で見返せたり、一生の記録になります。友達が休んでしまってもメールで送信するだけ。紙だと正直無くしたり、劣化しますからね。複製も無理です。
授業前に範囲が分かっていれば取り込んで、そこに書き足せるので、場合によっては教科書は持参しなくて良いかも?退屈な授業なら、鉛筆を走らせている振りをして、暇潰しや看護学生は関連図などの資料を作ったりもできます。
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【学生】看護師の関連図の書き方とパソコン・スマホアプリ活用法
プライベートでは友達と動画を見たり、ゲームしたり、音楽流したり等々。就職後も後述した様に色々と使えます。就職後や副業など、思わぬところで使えます。私も仕事で作成した資料などを当サイトで使ってます。
就職してからも絶対に使えると言っても良いくらい役に立つので、参考にしてくださいね。
看護学生は個人情報には注意しましょう!
職場

結構使います!ちょっとした時間で休憩室や車内で動画を見たり、調べ物をしたり、アプリで資料を作ったりと幅広く使えます。業務の合間に資料を作ったり出来ます。
ノートパソコンだと、そこまで軽快に移動しながら使うのは難しいです。「取り出しも立ち上げも面倒!コンセント探すの怠い!延長コード取って来なきゃ・・・」ってなります。そもそも運び難いので持って来ないです。

回診や電子カルテなども少しづつタブレットに代わっているので、今後大きな病院は主流になると思います。私は少しの間テザリング(他の端末の通信を通すこと)で使用して、ガッツリ使う様になってからはデータSIM(月額500~900円程度)を使いました。
職場で使えるかどうかは、配属先の環境などにも密接に関わってきます。盗難にも注意しましょう。
勉強会の資料をパワーポイントなどで作る際にも重宝します。文字を取り込んだり、写真や素材を付け加えたり、直書きしたりと、色々工夫すると結構早く終わります。
ポスターやイラストなども作れます。参考WebやPDFも簡単に保存できますし、デバイスを持っていれば、そのままプレゼンテーションとして画面に流せます。
自分のiPhoneと同期していれば持参する必要も無いですし、空いた時間に取り出してチャチャっとできます。セミナーや資格、勉強会などで授業を受ける時も、一元化しておくと後々見返すのも簡単です。
マウスとキーボードについて

結論から言うと、便利です!
以前からマウスは使いたかったのですが、2018年の時点では使えませんでした。昨年9月頃にiPadOS13.4が導入され、いつの間にか使えるようになっていたので試してみました。
導入した理由としては、作業でデスクトップパソコンを普段使っているので、ノートPCよりiPadの方が色々と利便性が高いと思ったのと、気分転換にも健康にも、立ったり場所を変えて記事を書きたいと思ったからですね。
マウスの使用感はページ下部に載せています。
マウスの設定は簡単で、iPadのBluetoothをONにして画像の赤枠のところで接続確認をするだけです。
私は最初反応しなかったので、マウスの電源を再起動したら直りました。

本体設定
初期設定だと、マウススクロールが逆に移動して私は使い難かったので、確認も兼ねて下記の画面に移動してみてください。
- 2枚目赤枠の「軌跡の速さ」でポインターの速さを変更可能
- 青枠の「ナチュラルなスクロール」がONになっているとスクロールが逆になります
- 無印の「副ボタンのクリック」を「右」にすると、通常のマウスと同じ副ボタン機能になります。「左」のままになっていると、左右のクリックが同じ動作になるようです。
基本操作

マウス操作になると、今まで指で実行してきた仕様が変更になります。
具体的には以下の通りです。
通知画面
- 黄色矢印にマウスを移動させ続ける
- 左上の日時をクリックする
コントロールセンター
- 赤枠をクリックするとコントロールセンターが起動する
ホーム画面/スイッチャー
- 青色矢印にマウスを移動させ続けるとアプリ起動中はホーム画面に戻る
- ホーム画面で行うとAppスイッチャー(2枚目の画像)となる
アクセシビリティ
下記の通りアクセシビリティを起動すると、クリック操作でホーム画面に戻ったり、スクリーンショットを撮影したりと色々な操作性を持たせることができます。
2枚目のアイコン数変更、カスタマイズなどで自分好みに仕上げてください。
ポインタコントロール
アクセシビリティの項目に入っています。黒枠で囲った部分がポインタです。
「コントラストを上げる」でグレイ部分を濃くしたり、ポインタの表示時間を変更したり、外枠に色を付けたり、サイズを大きくしたり、これも自分好みにアレンジできます。
値段と選び方について
PC
値段
安価なレポート課題用に選ぶ人は、3万円前後を目安に検討すると良いでしょう。中古だと1万円前後なども見られますが、保証などを確認しないと直せる技術も無いでしょうし、安易に買うのは危ないと思います。
店頭に行って店員に使用用途や予算を言って検討するのが良いと思います。即決で買わずに、ネットで安いのを探しましょう。
コストパフォーマンス
PCは5年も経つとiPadと違って手入れをしないとカクカクします。ウイルス面でも危ないです。
iPad
値段
値段は3万~10万程度とタイプによって様々です。10万円近い場合はProを視野に入れるのも良いと思います。但しキーボードなどが3万円前後と、これまた高いので注意です。
コストパフォーマンス
私は初期のiPad(10年弱)と第6世代iPad+pencil(3年程度)の2台を持っていますが、壊れたりもせずに手入れ無しで今でも両方使用しています。まさか1台目を子どもが使うとは思いませんでした。その位、長持ちしますし子どもでも簡単に操作できます。
ウイルスに関してはAppleが自動で行ってくれます。年単位で、尚且つ使用頻度が多ければ十分元手は取れると思います。学生は財布が厳しいと思いますが、早めに買った方が使用頻度も増えますし、コストパフォーマンスが良くなると思います。
Wi-Fi環境などが整っていないところでネットなどを使う場合は、携帯電話などでテザリングにするか、データSIMなどを考慮に入れましょう。
ちなみにpencilは純正品が1万円程度しますが、100円ショップのでも使えるそうです。調べてみてください^^
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【SIM】節約!携帯電話(スマホ)の通信費を格安にする方法
選び方は、画面や容量の大きさを決め、Wi-Fi・SIM機能を確認しましょう。
容量:画像を撮ったり、資料・アプリなどを大量に保存する場合は最低でも64G、普段の授業などの簡単な書類だけなら32Gで十分でしょう。不足時はUSBなどにデータを移行しても良いです。
画面:大き過ぎても重さや持ち易さ、授業での目立ち易さなどデメリットが出るので10インチ程度で良いでしょう。
Wi-Fi・SIM:Wi-Fiは付けた方が良いと思います。SIMは今後テザリング無しで通信したい場合は必要になります。後々変更できないので、可能性が高い場合は「SIMフリー」モデルにしましょう。
まとめ
とは言っても、PCに詳しければ断然PCで良いと思います。ゲーミング、動画編集なども行うなら尚更かな?
学生から行うのを推奨している「収入」に関しては以下の記事にまとめています。
最後にまとめていきます!その下にPC・iPadの選び方のリンクを貼っているので、PC or iPadが決まった人は記事を参考に選んでいきましょう。
PC
- レポート特化で、性能は気にせず滅茶苦茶安いPCで良い人
- パソコンに詳しい人
- パソコンの知識を蓄えて高性能を買って使い倒すぜ!って人
- 趣味や副業(ゲーミングPC、動画編集、ブログなど)も兼ねる人
- 電源やケーブル、持ち運びが面倒に感じない人
- 教師などがタブレットアレルギーでiPadを使えない人
iPad
- 幅広く使いたい人(授業、プライベート、娯楽など)
- パソコンの知識に興味無い人
- 直感的に慣れていきたい人
- 安価だけど色々なことに使いたい人
- 携帯電話と同期したい人
- 利便性を求める人
どちらか決まった人は次の記事を読もう!
