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【危険】救急搬送4選!夏に増える事故の原因と対処法について

2020年9月3日

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集中治療室で10年以上働き、ブログを起点に様々な情報を発信しています。臨床や投資、お金の知識を基に、専門書やガイドラインなどでリサーチをしてから執筆中!Web関連、看護、お金、職場環境の情報などを発信しています。

夏の事故って、どんなの?対策や対応などで、気を付けるポイントは?

今回は、こんな声に応えていきます。

当記事で分かること

  • 夏場に多い事故について
  • 対策と対応について
命を守っていきましょう!

溺水

平成30年度のデータによると年間1500人程度の水難事故が起きています (3~5割は夏場) 。

そして半数近くが死亡しているのです。海が約5割、河川が3割(子ども:河川>海)を占めています。

データ上約半数は助かっていますが、機能予後(脳死等々)までは分かりません。

助かっても今まで通りの暮らしを過ごせるかは分からないのです。一刻も早く助けないと酸素が組織に回らなくなり、心肺停止や脳死などを引き起こします。

ポイント

大切な人を守る為にも、水場に行く前に下記Webサイトにも載っている対策を行いましょう!

出典:平成30年における水難の概況 - 警察庁Webサイト 

もし友人や家族が飲酒後や悪天候の際に泳ごうとしていたら勇気を持って止め、子どもから目は離さずライフジャケットを着せましょう。

子どもや高齢者は風呂場などでも溺水して通年運ばれてきますので気を付けてください。

Good

万が一遭遇してしまった時は浅瀬や特別なスキルが無い限りは飛び込んで助けに行くのは危険です。

二次災害を起こし場合によっては救助を困難にします。以下に主な方法を記載しました。

  1. 人を集める
  2. 通報(海上保安庁は118)
  3. 声掛け(落ち着かせる、大の字で浮くように伝えるなど)
  4. 浮き輪やペットボトル、綱などを投げる

外傷

私は登らないのですが、夏は登山も活発になるイメージですよね。

これも平成30年度のデータですと3000人程度の遭難が起きており、1割程度は亡くなっています。滑落などによる外傷(骨折など)が多く、年齢層は8割以上が40歳過ぎです。

ポイント

以下のリンクに登山の心得も記載されているので、参考にしてください!

出典:警察庁 平成30年における山岳遭難の概況 

脊髄損傷

バイクに乗る方はくれぐれも事故に気を付けてください。また、河川などに飛び込んで脊髄を痛めたり骨折を起こさないよう気を付けましょう。

最悪死に至りますが、助かっても四肢麻痺(手足が不自由になる)や呼吸障害などの後遺症が残ることも。私自身、四肢に後遺症を残して車椅子生活になった若者を何人も見てきました。もし見掛けたら周りが止めましょう!

熱中症

毎年必ず運ばれてきます。2019年5月~9月で7万人超(前年より約2.3万人減)、65歳以上が50%以上を占めています。

ポイント

高齢者は口喝中枢や認知機能が衰えているので、周りの方も注意しましょう。

出典:総務省 2019年(5月から9月)の熱中症による救急搬送状況

予防・応急処置

Good

  1. 頻回に水分+塩分の補給をする(誤嚥するので無理に飲ませないでね)
  2. なるべく室温は28度以下、扇風機を使用する
  3. 湿度は50-60%程度にコントロールする(多湿は熱放散を抑制します)
  4. 水浴び(+送風すると尚良し)、氷嚢(足の付け根、脇、頸部など)で冷やす
  5. 日照りが強い時は運動を控える *外出中は屋内に避難!
  6. 薄着や日除けなどを心掛ける

以下は一刻も早く119番を!

・意識消失、水分摂取不可能、休憩後も改善無し

・その他不安なら早めに呼びましょう!

食中毒

最後は食中毒ですね。通年で夏場が80%前後を占めます。生肉、鶏卵、生鮮魚介類以外にも人の手を介したり、加熱後放置しておくと増えてしまいます。

代表的なのはO-157、カンピロバクター、サルモネラ菌、ウエルシュ菌、ブドウ球菌などですね。

出典:厚生労働省 令和元年食中毒発生状況(概要版)

Check

基本的には3原則、「付着」「増殖」「死滅」をキーワードにしていきます。

  • 「付着」:最近は人の握ったオニギリを食べられない人が増えているそうですね。新潟県民は県民性で断らないらしいですけど(笑 少し脱線しましたが、人の手にブドウ球菌が付着していると数時間後には増殖して食中毒の原因になります。手洗いをして、可能なら綺麗な手袋をするのが望ましいですかね。すぐ食べちゃいましょう( *´艸`)  調理器具などの取り扱いにも気を付けましょう!
  • 「増殖」:基本的に熱に弱く、10度以下で増殖も防げるので冷蔵又は加熱するのが良いんですが、ウエルシュ菌などの芽胞(バリア)持ちは耐えちゃうので注意です!嫌気性菌(酸素嫌い)なので、煮込み料理などで空気が少ないところでも増殖するので鍋のまま放置は危険です。
  • 「死滅」:生肉、生魚、鳥刺しとかですね。焼いた後に生肉用のトングを使うのは御法度です! 

今回は以上になります。参考になれば幸いです。

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